北海道  その2


旅は後半です。

 5月2日  〜函館
 5月3日 函館〜小樽〜札幌
 5月4日 札幌〜岩見沢・三笠〜夕張〜帯広
 5月5日 帯広〜根室・東根室〜初田牛〜釧路
 5月6日 釧路〜釧路湿原〜北見
 5月7日 北見〜白滝〜名寄〜稚内
 5月8日 稚内〜富良野〜旭川
 5月9日 旭川〜増毛〜滝川・新十津川〜札幌〜北斗星
 5月10日 北斗星〜上野〜


◇5月7日(6日目) 北見〜白滝〜名寄〜稚内

北見の始発列車は特急です
キハ183系「オホーツク」


遠軽(えんがる)到着

遠軽駅舎

「駅そむ」とは何でしょう

跨線橋も古そうです

スイッチバック駅です
前方にしか線路は続いていません


白滝行きに乗り換えます
駅を出てすぐにミニ鉄道公園がありました


各地で満開を迎えています

秘境「下白滝駅」通過

秘境「旧白滝駅」通過


「白滝駅」到着

歩くつもりでしたが、タクシー発見

秘境「上白滝駅」に来ました

ホーム側から

秘境といっても、わりと人家や農地があります


懐かしい響きですね

秘境の訳はこの時刻表
なんと一往復です


歩いて白滝駅まで戻ります
ちょっと無理な神社発見


網走行きの「オホーツク」です
それにしても 暑い
この日の最高気温は日本一の31.4℃でした


特別快速「きたみ」が来ました
特快でも一両ワンマンです


旭川に近づくと大雪山が見えてきます

大雪山を後ろに見ながら旭川に入ります

名寄(なよろ)行きに乗り換えます

桜と小説で有名な「塩狩駅」です
まだチラホラ程度です


「名寄駅」到着

キマロキへ


駅に戻り特急を待ちます
ホームのこれは何でしょう


キハ183系「サロベツ」が来ました
列車名は沿線の原野の名前です


「音威子府駅(おといねっぷ)」到着

天北線資料室へ


ショックです 定休日です まあ明日もあります

古い跨線橋です

稚内行きに乗り換えます

しばらく天塩川に沿います

各地でよく見る駅舎ですが、なんとバリアフリー化されています

天塩川がゆったり流れます

木造駅舎「雄信内駅(おのっぷない)」
もはや当て字も限界です


幌延駅でキハ261系「S宗谷」に初遭遇します
下ぶくれのかわいい顔です


サロベツ原野のミズバショウの大群落です

海が近づくと利尻山(利尻富士)が見えてきました

「稚内駅」到着
ここがてっぺんです


宿で名寄の駅弁を頂きました
駅弁第四号「ニシン・カズノコ弁当」


撮影直後、デジカメを床に落としてしまいました
ズームすると異音がします いやな予感がします

駅弁はシンプルでヘルシーなお味でした



◇5月8日(7日目) 稚内〜富良野〜旭川

宿では朝5:30から朝食が出ました
早朝からありがとうございます


「稚内駅」
もうすぐ駅前再開発が始まるそうです

ところで、ここまで途中下車の際に行き先が「わっかない」と
すぐに読めない駅員が多かったです
よく見ると難読ですね


6時過ぎにもう営業しています
北の朝は早いです


記念碑を眺めます

名寄行きに乗ります

利尻富士は見えませんでした

秘境「抜海駅(ばっかい)」

J隊が守ってます

音威子府で長時間停車

ああ、なんということでしょう
駅そばは営業時間外です

失意の中「S宗谷」を撮影します


再び名寄行きに乗ります

名寄到着
しばらくぶらぶらします

いいポスターですね
でも本場に貼ってもしょうがないような


大きな木造駅舎です

駅そばを頂きます
やっぱり黒そばではありません
プラ容器が標準なのは初めてでした


稚内行き「S宗谷」が少し遅れてやってきました
なんだか物憂げな表情に見えますね
何かつらい事があったのでしょうか


旭川行きに乗り換えます
なんと塩狩峠の桜は一夜で満開となっています


塩狩峠一目千本桜の碑

車窓がいっぺんに華やぎます

木造駅舎「比布駅(ぴっぷ)」
桜色です


旭川に近づくとラッセルヘッドの大群がいます

「旭川駅」到着
785系「Sカムイ」


橋上駅になるようですね

この地下道も廃止となるのでしょうか

富良野行きに乗り換えます

駅弁第5号「蝦夷わっぱ」

海の幸満載です
口いっぱいにほお張って食べます
イクラがはじけて海の香りが広がります


木造駅舎「美馬牛駅」

どうでもいいですが、ななめ向かいのおじさんが私の横に足を投げ出しています
ほげっ 時々ぷーんとむんむん異臭がします


木造駅舎「上富良野駅」

ようやく、おじさんが下車しました
「ふらの」とは「臭いのする所」という意味だそうです


「中富良野駅」で途中下車

十勝岳と富良野線

このあたりの土手を歩いていると左足がひざまで穴に落ちました
冷や汗です ピーポーピーポーが頭をよぎります
しかし奇跡的になんともありません
さてはデジカメが昨夜身代わりになってくれたか やれやれ

ただし例の毛虫と格闘しながら列車を待つはめに


「富良野駅」到着

すぐに引き返します
二両編成なので駅によっては踏み切りにはみ出します


「日本で最も美しい村」美瑛をゆきます

「旭川駅」到着
日が落ちていきます


789系「Sカムイ」を撮影
おっと隣に貨物がいます


ホームの端まで行くと、残念DD51でした
DF200にもう一度会いたい


風前の「旭川駅」駅舎

見納めとなるであろう駅舎内

記念に駅中レストランで食事を取ることに

こちらはすでにお終いの決まった「丸井今井」
諸行無常、一期一会、盛者必衰といった言葉が浮かびます ニヒリズム旭川です



◇5月9日(8日目) 旭川〜増毛〜滝川・新十津川〜札幌〜北斗星

785系「Sカムイ」に乗車
北海道最終日は一番強行軍です


「深川駅」で増毛行きに乗り換えます

「留萌駅(るもい)」で小休止
ホームの端まで歩くと、なんと秘密の入口があります


別に何もありませんでした

反対列車がやってきます

増毛行きは 最後まで私一人でした

海沿いに出ます

快晴日本海です
そういえば、今回は一度も傘がいりませんでした


「舎熊駅(しゃぐま)」
すごい迫力です なぜか熊に見えてきます


終点「増毛駅」到着

駅そばはまだやっていません
よく見ると少し強気の価格設定です


一部の方々にはここの入場券が人気だそうです

折り返し列車で引き返します
平成建築の「恵比島駅」


NHKのドラマで使われました

木造駅舎「秩父別駅(ちっぷべつ)」

木造駅舎「北一已駅(きたいちやん)」

「深川駅」到着
しまった、ノロッコがいます


駆け出したとたん、ピーと鳴って出発してしまいました

「Sカムイ」で「滝川駅」へ移動、9:29着
さあ、この旅のクライマックスです
ダッシュで改札をぬけ、タクシーに飛び込みます 「新十津川駅まで一番早い道で」
「何時(発)なの?」との問いに、恐る恐る「9:41」と答えると気持ちアクセルが
強くなった気がします
幸い信号はほとんど青で、遅そうな軽トラは脇道にそれていきます
三分前に「新十津川駅」に到着


列車の運転士は駅舎でタクシーの到着を見守っていました
もしかしたら、こういう客が結構いるのかもしれません


石狩当別行きに乗ります

かつて札沼線は、さっき通った留萌本線の「石狩沼田駅」まで伸びていました

ピンネシリの山々が綺麗です

木造駅舎「晩生内駅(おそきない)」 難読です

秘境「豊ヶ岡駅」

石狩当別駅で乗り換えます
なんとキサハ(付随車)が付いています


札幌で乗り換え「苗穂駅(なえぼ)」到着
広い構内を列車がバンバン通過します


苗穂駅舎です

周囲を歩くと扇形庫が見えました

その横でしばらく撮り鉄します

789系「Sカムイ」


キハ183系「北斗」

721系「快速エアポート」

731系普通

DBR600形
ちょっとレア

苗穂工場見学会へ


「札幌駅」に戻ります

「カシオペア」の発車です

ちょっとした撮影会になっています

大勢に見送られて上野を目指します

キハ201系
最後にちょっとレアな車両に会えました


ホームの駅そばを頂きます
なんと絶品でした
天ぷらそば専門家としては100点です


大量のビールと駅弁を抱えながら「北斗星」の入線を待ちます

優美なエンブレムです

6号車ロビー・ソロ車です

B寝台ソロ上段です

荷物置き場は重宝します

隠れ家っぽさがいいですね
♪胸騒ぎの旅は今始まります(もう帰るところですが)


すぐ隣はロビーです

就寝前にくつろぎました

駅弁第六号「石狩鮭めし」

プッチプチです
これで最後の「サッポロクラシック」と一緒においしく頂きました


おつまみに仕入れたシュウマイです

びっくりするほどワイルドな味です

しばらくすると鍵を渡されました
このキーホルダーどこかで売ってないでしょうか


日が暮れたころ海に出ました

夏至のころならいい感じでしょう


◇5月10日(9日目) 北斗星〜上野〜

福島を過ぎたころ目が覚めました
車内販売の弁当とお茶を購入します


駅弁第七号「南三陸海宝弁当」

豪華な朝ごはんです
それにしても今回はイクラをいっぱい食べました
自分でもイクラご飯作ってみようかな


切符もいっぱい買いました
カードの請求が心配です


スペーシアが見えました

「上野駅」到着
左上が私の宿です 右はロビー


北斗星というより流れ星のような

先に出た「カシオペア」もいました

1214.7km おつかれ様です

せっかくなので上野を徘徊します
国立西洋美術館、有名建築ですね
企画展で混んでました


東京都美術館
はじめて入ってみました
企画展で「日本の美術館名品展」をみました
絵はどれかひとつ買うつもりで見るといいそうです


中央線でぶらぶら帰ります
「勝沼ぶどう郷駅」で途中下車
EF64の静態保存車がいます


こうして見るとEF58を思い出します

わりと最近廃車されたのですね

スカ色115系で「小淵沢駅」到着

最後の駅弁を頂きます
駅弁 第八号「高原野菜とカツの弁当」


半分は野菜と果物でヘルシーです
カツのたれにカラシが付いているのがアクセントですね


さあいよいよフィナーレが近づきます

ああ日高本線も乗りたかった
函館市電も消化不良だ
江差線も乗ってない


八ヶ岳さん、夏休みは何日でしょか

上諏訪で119系に乗り換えます
とても懐かしいですね


グランドフィナーレ
車掌氏に札幌からの切符を渡します
撮影枚数1500、旅費たくさん、北海道はでっかいどー、でした




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