北海道  その1


2009年5月、巨大連休を利用して北の大陸を初訪問しました。

 5月2日  〜函館
 5月3日 函館〜小樽〜札幌
 5月4日 札幌〜岩見沢・三笠〜夕張〜帯広
 5月5日 帯広〜根室・東根室〜初田牛〜釧路
 5月6日 釧路〜釧路湿原〜北見

後半は「その2」へ
 5月7日 北見〜白滝〜名寄〜稚内
 5月8日 稚内〜富良野〜旭川
 5月9日 旭川〜増毛〜滝川・新十津川〜札幌〜北斗星
 5月10日 北斗星〜上野〜


◇5月2日(1日目) 〜函館

まずは、さくっと函館まで行きます
119系で上諏訪、Sあずさで新宿、箱根そばを食べてから東京へ


伊豆急行2100系「アルファ・リゾート21」がいました
列車名は「リゾート踊り子」です


中央線はよく止まるのでかなり余裕をとりました
10番線で新幹線をゆっくり眺めます


E2系で八戸に到着

さらに789系「S白鳥」に乗り継ぎます
自由席は人があふれてました


駅弁第一号
有名な「八戸小唄寿司」です


「ばち」で切り分けて食べます
酢がきいていて、さっぱり頂きました


海峡トンネルに入ります

青森から2時間弱で函館です


北海道に初上陸です
あまり寒くありません


もうすっかり夜でした

路面電車が元気に走り回っています

とても混雑していたので一本見送りました
しかし観光客などで次の列車も混んでました
大人気のようです


夜の路面電車はとても綺麗です



◇5月3日(2日目) 函館〜小樽〜札幌

市電の始発が6:00なので
しかたなく宿から「五稜郭駅」まで2kmウォーキングします


カシオペア牽引 ED79が車庫に帰っていきます

EH500とDF200がバトンタッチしています
DF200は初めて見ました


車庫に帰っていきます

EH500牽引貨物が本州へ向けて発車します

旧線経由の森行きが来ました
北海道のワンマンは前乗り前降りです
はじめは戸惑います


左に「大沼」が見えます
時々雨が落ちてきます


木造駅舎「渡島沼尻駅(おしまぬまじり)」難読です
おばちゃんが一人降りていきました


だんだん雨が上がり、左に「駒ケ岳」が見えてきました

木造駅舎「渡島砂原駅(おしまさわら)」
おしまは読めませんね


噴火湾を背景にDF200が待機していました

森に到着
「いかめし」を買い忘れました


すぐにキハ281系「S北斗」がやって来ました
振り子をプリプリ振りながらぶっ飛ばします


長万部に到着
北斗星を見送ります


最終日に上野まで乗ります
またね


山線経由小樽行きです

前に海線経由東室蘭行きがいます
また隣の番線には「東室蘭」と掲示した到着車両がいます
「乗り間違えそうだな」と思っていたら、発車間際に来たおばちゃんが
到着車両に乗ろうとしています
小樽行きの運転士が気をきかして、なんとか誘導してくれました


山道を行きます

転車台が見えます
C62も乗ったのでしょうか


片仮名駅名「ニセコ」です


右に「羊蹄山」が大きく見えます

倶知安(くっちゃん)で小休止します
この先、余市から急に混みます


小樽到着

小樽市総合博物館へ


小樽に戻ります
731系です なんてアメリカンな顔でしょう


駅弁第二号「海の輝き」です

高いだけあって、ウニやイクラだらけです
おなかいっぱいになりました


721系に乗ります
転換クロスシートで快適です


石狩湾が綺麗です

札幌から地下鉄に乗り「すすきの」で降ります
いました 路面電車です


ラッピングの210形です

電車事業所前駅で降ります

札幌市交通局
電車車両センター


ささら電車が待機しています

8520形と240形

札幌駅に戻ります
キハ183系「北斗」が出発すると


お目当てのキハ183系「旭山動物園号」(回送)が現れました
ペンギン号


チンパンジー号

ライオン号

オオカミ号

ホッキョクグマ号

車庫へ発車していきます


◇5月4日(3日目) 札幌〜岩見沢・三笠〜夕張〜帯広

地下鉄の始発が6時と遅いため、
やむなくタクシーで札幌駅へ向かいます


旭川行きキハ40です
電化されているのになぜでしょう?


岩見沢到着

711系がいました

バスを待つ間、特急電車を撮影します
785系「スーパーカムイ」


789系「スーパーカムイ」
列車名は「超神」という意味です 究極ですね


路線バスから市民バスに乗り継ぎます
車窓から幌内線跡が見えます

三笠鉄道記念館
クロフォード公園へ


クロフォード公園からバス停まで歩きます
幾春別川(いくしゅんべつ)を渡ります


この辺りは豪雪地帯だそうです

岩見沢に戻ります
今日は暑いですが、最低気温は−24.3℃(昭和32年)だそうです
よく見るとガラス管がありませんね


室蘭本線に乗ります

追分到着
キハ283系「Sおおぞら」が通過していきます


駅前に動輪があります
説明を読むとレールがお宝のようです


すこし離れたところで、旅行者らしいギャル二人組みが怪しそうに見てます
が、気にしません
はいつくばって撮影します

1900年カーネギー社製


1898年イリノイ社製
北海道はアメリカンだと納得

駅前の食堂でおいしく頂きました

追分に戻ります
休日は無人駅でした


また「Sおおぞら」が通過していきます
特急の方が本数が多いようです


夕張行きがやって来ました

木造駅舎「清水沢駅」

ちょっと痛い感じの「夕張駅」到着

すぐに折り返します
時間があれば「石炭の歴史村SL館」を訪問したかった


木造駅舎「沼ノ沢駅」

「新夕張駅」到着
すぐにキハ283系「Sおおぞら」に乗り換えます
間もなく車掌がやってきました
「新得で降りる」と告げたのに特急料金を要求されます
「おや、特例区間のはずだけど」と思いながらも、レアなので支払いました


片仮名駅名「トマム」を通過

元日本三大車窓「狩勝峠(かりかち)」です

旧線の車窓を見たかった
それにしても窓が汚い


新得到着

駅前の「火夫の像」
投炭の瞬間をとらえています
知らない人には不思議なポーズに見えます


線路脇で撮影するも大失敗でブルーになります

帯広行きに乗り換えます

もっとも北海道らしいという車窓が始まります

辺りには牧場が広がります

ゆったりと日が暮れていきます


◇5月5日(4日目) 帯広〜根室・東根室〜初田牛〜釧路

池田行きに乗ります

池田到着
もう、ちほく線跡はよくわかりませんね


撮影場所を探すも、いまいちでした
駅に戻り、リュックを駅前のベンチに置いてしばらくすると
小さな黒い毛虫がいっぱいついています
よく見ると服にもいます ギャー
この後も各地でこの毛虫に悩まされます


「Sおおぞら」で釧路に到着
「快速ノサップ」に乗り換えます


おっと向かいに「くしろ湿原ノロッコ2号」がいます

先に発車していきます

が、すぐに停車
だれか乗り遅れたようです


根室を目指して進みます
森の中にタンチョウ(?)がいました


別寒辺牛湿原をゆきます

だんだん荒涼としてきました

根室到着

ここが端っこです
でも根室の街に東から回りこんでいるので最東端ではありません


根室駅でタクシーを拾います
実は大問題が発生しています
デジカメのメモリーがもうありません
車窓から見えた家電量販店で4GBを補充します


そして「東根室駅」へ
ここが日本最東端の駅です


周辺は普通の住宅街でした

根室駅前の肉屋さんで購入した弁当を頂きます
キオスクには釜飯しかなく、かさばるのでやめました


私ごのみの濃い味です
安いのにボリュームがあり、おなかいっぱいになりました


釧路行きが折り返してきました

荒野に農耕馬がいました

太平洋です

秘境「初田牛駅」で途中下車します
なんと同業者がもう一人降りました


周辺を散策します

使われているのか分からないマレットゴルフ場です
異空間のようです


なんと昔は小学校があったのですか

そうですヒグマです グリズリーです
忘れていました
急に怖くなったので慎重に散策します


小学校跡を根室行きが通過していきます

もしかして、あれが地平線というものでしょうか

駅の近くには廃畜舎と民家が一軒だけです

まだ雪が残っています

二時間後、釧路行きがやってきました
この赤シャツ君はその後もしばしば遭遇することになります

それにしても停車位置を守ってくれません
やむなくダッシュします


再び別寒辺牛湿原です

そして厚岸湾をゆきます

ながい警笛が聞こえた後
エゾシカのおしりが見えました


釧路駅到着
ちょっとした資料館があります



◇5月6日(5日目) 釧路〜釧路湿原〜北見

駅前にシンボルがあります

網走行きに乗ります

釧路川を渡ります


釧路湿原駅到着
降りたのは私だけでした


霧が深いです

展望台からは何も見えません

釧路行きを撮影します

だんだん霧が晴れてきました

展望台に戻ります
あっ 赤シャツ君がいます
どうやって来たのでしょう
釧路行きしか通過していないのに


「快速しれとこ」網走行きに乗ります
もちろん赤シャツ君も一緒です


山間部には雪が残っています

右に「斜里岳」が見えます

さらに「海別岳(うなべつ)」が見えてきます

「止別駅(やむべつ)」で途中下車

屋根の飾りがメルヘンです

駅舎にラーメン屋が入っています
女性ばかり3名ほどが働いていました


「味噌野菜ラーメン」を頂きました
北国らしく極熱で塩がきいていました

ふと見上げるとカウンタの奥におじさんの遺影らしき写真があります
「マスター亡くなったのか」と会った事もないのに目頭が熱くなります


駅の横には駅より立派なトイレがあり、さらに原っぱが広がっています
北の大地に初めて寝転がります


海別岳をバックに網走行きがやって来ました

オホーツク海です
オホーツクはロシア語だそうです


やっぱり「北浜駅」で降りました

展望台があります
登ってみます


ああ、なんと適当な絵でしょう
さっぱりわかりません


駅舎内は収拾がつかなくなっています

喫茶店が同居しています

散策していると海へ出る踏切があります
シンプルでかっこいい遮断機ですね


釧路方面行きが駆けていきます
近くのコンビニでビールを買って知床の山々をゆっくり眺めます


展望台に戻り、釧路方面行きを撮影します
おっと、また赤シャツ君が駅にいます


赤シャツ君と一緒に網走行きに乗ります

木造駅舎「鱒浦駅」
車内から見ただけですが、今回の旅で一番印象深い駅舎です
いい雰囲気ですね


網走駅で駅弁を買い込み、北見行きに乗り換えます
駅弁第三号「かにめし」


しいたけとカニは案外良くあいますね

「サッポロクラシック」というビールは本州では売っていません
濃厚でもさわやかな味わいでした


北見到着
おや、赤シャツ君がいません
どうやら女満別空港からお帰りになったようですね さようなら

特急オホーツクを撮影しようと石北本線に向かいます


おや、線路がありません
なんと市街地では地下鉄になっているのでした

SL広場へ




その2へ


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